光の少女Ⅳ【神魔界編】
2
「これはっ!」
「そう。これは、約千年前のあなた達の世界」
何故そんなものを広げ、今見せてくるのかわからずに地図を覗きこむ。
(風の国、火の国、水の国、雷の国、地の国・・・、あ、この頃は凍矢君達の一族も国だったんだ。・・・あれ?)
そこで花音は、あることに気付いた。
「神麗さん、この地図、闇の国がない・・・」
「・・・本当だ。それにこの頃なら、光の一族は国だったはず」
花音の呟きに、光輝も言い、神麗を見た。
「どういうことだ?何故、その二つの種族がないんだ?」
「それは二つの種族が後から出来た種族だからよ。光の一族、闇の一族は、他の一族に比べて、歴史の浅い一族なの」
夜天の言葉に、神麗は続ける。
「その二つは元々はあなた達の世界にはなかった種族・・・、繰り返される争いに疲れ、自分達の世界を捨てた者達が、別世界に逃れてそこで作り上げた一族なの」
「「「っ!?」」」
その言葉に、花音、夜天、光輝は息を飲んだ。
「これはっ!」
「そう。これは、約千年前のあなた達の世界」
何故そんなものを広げ、今見せてくるのかわからずに地図を覗きこむ。
(風の国、火の国、水の国、雷の国、地の国・・・、あ、この頃は凍矢君達の一族も国だったんだ。・・・あれ?)
そこで花音は、あることに気付いた。
「神麗さん、この地図、闇の国がない・・・」
「・・・本当だ。それにこの頃なら、光の一族は国だったはず」
花音の呟きに、光輝も言い、神麗を見た。
「どういうことだ?何故、その二つの種族がないんだ?」
「それは二つの種族が後から出来た種族だからよ。光の一族、闇の一族は、他の一族に比べて、歴史の浅い一族なの」
夜天の言葉に、神麗は続ける。
「その二つは元々はあなた達の世界にはなかった種族・・・、繰り返される争いに疲れ、自分達の世界を捨てた者達が、別世界に逃れてそこで作り上げた一族なの」
「「「っ!?」」」
その言葉に、花音、夜天、光輝は息を飲んだ。