【完】僕と君のアイ言葉
「まぁ、彩にもいつか好きな人が出来るといいね」
「ありがとう」
愛奈はいつも私の1番の友達だ。
素敵な友達がいたから今の私があるんだ。
「そう言えばね、今日転校生来るらしいよ」
転校生か…珍しいなぁ。
「なんかね、女子たちが騒いでたんだよー」
「そうなんだ、じゃあカッコいいんだね!」
キーンコーン──
「じゃあ、席に着け-」
朝の予鈴とともに担任が教室に入ってきた。
そのため一旦自分の席に戻る。
そして、クラスに連絡事項を話し始める。
私のクラスでは既に転校生が来る、と言う噂は出回っていて。
その人がカッコイイと言う噂も広まっているらしく、大半の女子がソワソワしていた。