【完】僕と君のアイ言葉
声のした方を振り向くとそこには、英語の吉田先生がいた。
吉田先生は若くて、生徒からの人気がある先生。
「こんにちは」
私は軽く会釈をした。
「おかげさまで」
田中くん吉田先生のこと知っていたんだ。
「じゃあ、仲良くね!」
そう言うと吉田先生は行ってしまった。
相変わらず可愛い先生だなぁ…
あと吉田先生は天然で有名。
てか、そんなかこと考えてる暇じゃないんだ。
早くしないとチャイムが鳴っちゃう。
「行こっか」
私はそう言って歩き始めた。
けれど田中くんは立ち尽くしたまま。
もう少しでチャイム鳴っちゃうのに…