【完】僕と君のアイ言葉
いかにもチャラチャラした男の人2人…
「おっ、可愛い子じゃん。これから遊ぼうよ?」
そう言うと1人の男の人が私の肩に馴れ馴れしく手を置いてきた。
こ、怖い…
今すぐにでも逃げ出したいのに、怖さで足が全く動かない…
だ、誰かっ…!!
スッ──
その時、男の人手が肩から外され優しく後ろに引っ張られた。
「僕のなんで手、出さないでくれますか?」
この声…!!!!
「た、田中くん!?!」
どうしてこんな所に!?
てか、いつもより声が低くて…その、怖い。
「ちぇっ、男いんのかよ」
私がそんなことを考えているうちに、男の人達は文句を言いながら去って行った。