放課後キャラメル

君との出会い

｢うぅ……。｣
とうとうこの日が来てしまった。
私の中学生生活最初の日。
最初は｢まぁなんとかなるっしょ｣
思考だった。
私の名前は葉澄 優愛（はずみ ゆい）
私には仲良しの友達が２人いる。
中野 純恋。（なかの すみれ）クリッとした目と綺麗な顔立ちで落ち着いた雰囲気で男子たちには大人気。でも、性格は落ち着いたどころか、キチガイに近いのではないだろうか。それともう一人晴真 明香（はるま あすか）彼女は画面の向こうに（自称）彼氏を持っている。
いわゆるオタクだ。現実の男はただのガキ感覚だと思う。顔立ちも凛としている。
２人とは小学校の頃出会いとても仲良くなって今ではイツメンだ。

｢ゆいぃぃぃぃいいいい！！！！｣

純恋の声だ。
｢おはよぅー！｣
走って駆け寄ると明香の手に一枚の紙がある。
なんだろう。
｢なにそれ｣
首をかしげて聞いてみる。
すると明香が泣き出した。