ミルク色のキセキ



ある日真っ白なシャーペンを拾った。


細くて使いやすそうなシャーペン。


生徒会に届けないと。


さて、今日もD組の前を通る時がやってきた。


でも一つ問題が起きた。


なんとあの人は廊下にいる。


いつも以上に前髪を気にする。


私ちゃんと何でもない顔できてるかなぁ?


どんなに収まれって言い聞かせても心臓はバクバク。


あの人に聞こえてしまいそう。





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