隣のアイツは、溺愛俺様ウソ彼氏。
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「…ということで案お願いします。」
昨日に引き続きLHRの時間。
私は書記として、黒板にクラスメイトから出た案を書き出していく係。
悔しいけど、私よりまとめる力がある宙は、進行係で話し合いが進んでいく。
数個の案が出たあと、多数決で決めることになった。
一番最初の意見から順番に聞き、手を挙げてもらい、人数をまた書き出していく。
「じゃあ、次、白雪姫」
「わぁっ」
思わず声が出てしまうほどの人数。
数える必要もないくらい圧倒的な差で私たちのクラスの劇は白雪姫に決まった。
そして、クラスの模擬店は劇の白雪姫にちなんで〝白雪カフェ〟を行うことになった。