隣のアイツは、溺愛俺様ウソ彼氏。
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「おー今日もラブラブだなあ」
「先生…」
私たちが教室に入るなり、先生がそう口にする。
ラブラブとかありえない。
「先生、コイツとラブラブとかありえませんから」
今回ばかりは、宙に同意して頷く。
「今日は仲がいいんだな。よし、お前ら学校祭委員決定な!」
「「は?」」
クラスメイトからは盛大な拍手が送られる。
待って待って。
意味わからないから。
なんでみんなに拍手されてるわけ?
学校祭委員ってあれだよね?
約1ヶ月後にあるこの高校の学校祭のクラス代表になる学校祭委員。
「勝手に決めないでくださいよ、先生!突然学校祭委員とか意味わかりません!」
私は、先生に訴える。
「遅刻してきてんだからこれくらい当然。やってくれるよな?」
あぁ、これは逃げられないやつだ。
先生が不敵な笑みを浮かべながら私たちを見てくる。