平凡な俺と漫画家の君
「どうした?!どっか痛い.........?」
「いや.....大丈夫.....」
心配そうに近寄ってくる長谷川
そんな長谷川を見て
あの頃の不安がまた蘇る.....
俺は長谷川を強く抱きしめた
「.......永瀬君?」
「ごめん...大丈夫じゃなかった
もう少しこのままにさせて.......」
顔は見えなかったけど長谷川が
優しく微笑んだ気がした
そして俺の頭をポンポンと撫でた