音の絆
はじめまして!
あれから月日が流れ、私は櫻花高校に合格した。

「まーいー!!
はやく学校行こうよーー!!」
窓の外から私を呼ぶ声が聞こえる。
「ちょ、まってよー!!」
「今日からうちら高校生だよ?
私、ぜっっっったい吹奏楽部入るんだ!!」
朝からそう元気にいうのは
中学校からの友人の咲姫だ。
私と咲姫はお互い櫻花学校を、受験し合格した。
「麻衣も吹奏楽部はいるよね?
なんの楽器やりたい?うちはねクラかな!」
「まったく、咲姫は朝から元気だね〜
わたしゃまだ眠いよ」
「だってうちって元気だけが取り柄じゃん?てか、そんなことより麻衣も吹奏楽部はいるでしょ?」
「うーん、多分入ると思うよ。」
「えー。多分って何さー!
絶対一緒に吹奏楽部はいろうね!!」
そんな会話をしながら私達は学校に向かった。


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