音の絆
私がその場から逃げたので
咲姫はいそいで私のあとを追いかけてきた。
「ちょっと、麻衣!!」
「え?」
「え?じゃないよ!どうして逃げたの?」
「いや、特に理由はなくてなんか逃げてきちゃった。」
「なにそれw」
「なんかごめんね。教室戻ろっか。」
「謝んなくていいよ。
でもさっきの男子結構かっこよかったー!」
「うん。すごくかっこよかったね」
「あの人とこれから同じクラスで過ごせるってなんか最高じゃない!?
なんか、すごく楽しみになってきた!!」
「もぅ、咲姫ったらw」
そんな会話をしながら私達はクラスに戻っていった。
< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop