音の絆
私たちがクラスに戻ったあとすぐに先生がクラスに入ってきた。
「1-2の担任の田中です。
部活は吹奏楽部の顧問をやっています。
みなさん、これからよろしくお願いします」
担任が軽く挨拶するとすぐに自己紹介が始まった。
席は出席番号順になっている。
「海崎中学出身の赤城 龍です。」
1番の生徒が自己紹介をし始めた。
私は名字が小野だから8番目、ちなみに咲姫は名字が金谷だから9番目だ。
「-さん。小野さん!」
「えっ?」
「次、小野さんですよ?」
「え、あ、はい。」
いつのまにか私の番になっていた。
「蘭華中学校出身の、小野 麻衣です。
部活は多分吹奏楽部に入ると思います。
えっと、これからよろしくお願いします!」
そう言っておわすと担任の田中先生から
「小野さんは吹奏楽に興味があるんですね?
吹奏楽部でお待ちしてますね。」
そう、一言いうと次の咲姫に順番側回った。
「蘭華中学校出身の、金谷 咲姫です。
私も吹奏楽部に入ろうと思います!!
田中先生、ご指導よろしくおねがいします!」
そう、はっきりいって咲姫は席についた。
「金谷さんも吹奏楽部に入るのですね。
お待ちしてますね。」
そういって、また次の人に回っていった。
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