闇の月光moon×Sun
[美緒side]
嫌な夢…
夢だとわかってるのに…
眼が覚めない…
なんて残酷な夢…
彼が私に微笑めば、
自然と私の頬も笑みが浮かぶ
だけど、彼は一瞬で闇に染まり消えた…
私は手を伸ばして引き留めようとするけど
闇は彼を飲み込み
暗黒の彼方まで連れていった…
待って…
待って…
置いていかないで…
私も一緒につれていって…
願いも虚しく、私は1本の光に当てられた
廻りは黒い闇に包まれて
一歩も動くことはできない…
色々な人の幻覚が目の前で現れては消え
現れては消えを繰り返していた…。
隣に住んでた優しいおばちゃん…
クラスの友達…
あの…チームの仲間たち…
家族のような大切な人たち…
――り…
優しく笑いかける、あの人…
全てが本当に夢なら良いのに
ふと耳に届いた太めの低い声が
私を覚醒させた…
誰…?
嫌な夢…
夢だとわかってるのに…
眼が覚めない…
なんて残酷な夢…
彼が私に微笑めば、
自然と私の頬も笑みが浮かぶ
だけど、彼は一瞬で闇に染まり消えた…
私は手を伸ばして引き留めようとするけど
闇は彼を飲み込み
暗黒の彼方まで連れていった…
待って…
待って…
置いていかないで…
私も一緒につれていって…
願いも虚しく、私は1本の光に当てられた
廻りは黒い闇に包まれて
一歩も動くことはできない…
色々な人の幻覚が目の前で現れては消え
現れては消えを繰り返していた…。
隣に住んでた優しいおばちゃん…
クラスの友達…
あの…チームの仲間たち…
家族のような大切な人たち…
――り…
優しく笑いかける、あの人…
全てが本当に夢なら良いのに
ふと耳に届いた太めの低い声が
私を覚醒させた…
誰…?