ふんわり日記
パリふうのホットドッグは、意外にシンプルで
バゲッド、長いフランスパンを縦に割って
その半分に、マスタードバターをたっぷり。

そして、すこし焦げ目がついたアツアツのソーセージを挟む。
ジュウジュウいっているような。

それをほおばると、とってもおいしい..のだそうです。


サン・ミッシェルに、学生さんたちに人気の
ホットドッグのおばさん、がいるそうです。


そのお店では、パンのほうもオーブントースターでアツアツに
してあるところに、マスタード・バターを塗るので
フレンチマスタードの酸味が、ソーセージからはじける油と一緒になって
とてもおいしいのだそうです。


僕も作ってみました。シンプルで美味しい。
日本人の僕には、フレンチ・マスタードよりは
和からし+バター、それとかぼす。
または、からしバター+かぼす、それと、柚子胡椒..か、赤柚子胡椒。

そんなのを想像してしまいます。でも、これはこれでおいしいです。

遠い、サン・ミッシェルのおばさんのお店をイメージしながら。

冬枯れた公園の通り沿いに、グレーのシトローエン・メハリとかの自動車で
屋台してるのかな...
よく太ってて、にこにこしてて。
髪はシルヴァーで。

やっぱり、まんまるのおじさんが、たまにお手伝いにきたり。

図書館の帰りなんかに、ひょいと寄ると
元気なおばさんの顔みると、なんか元気になれて...。

ブルー・グレイの空が、明るく感じられて。



なーんて。 いってみたいなあ、サン・ミッシェル。
< 70 / 111 >

この作品をシェア

pagetop