おひさまの匂いは眠れない
「はあっ⁈ 罰ゲーム⁈ 」
「春花、声が大きいっ」
あの後、春花に連れられて、ファミレスに入った。そこで昼休みの事を話した。
ここのファミレスには私の好きなチーズケーキがあるから
きっと春花なりの慰め方なのだろう
「でもっ、罰ゲームって」
唇を噛み、春花はテーブルを叩いた。
「日野くん、本当は怖がりだからねえ」
怒りで腹がひっくり返りそう
そんな春花に比べて、甘いチーズケーキを2つ平らげた私は、少なくとも先ほどよりは穏やかだった。
「日野の野郎、やっていい事と悪い事がわからないの⁈ 」
「やれって言われたんでしょ、一緒に居た男子に」
私はメロンソーダをちびちびと口に運ぶ
しゅわしゅわとしたソーダが口の中で弾け、気持ち良かった。
「怒んなかったの? 」
「日野くんに? 」
「そうだよ」
「怒らなかったよ」
なかなか減らないメロンソーダ
炭酸は苦手だな
改めて実感した。
「あんたはさ、それでいいの? 」
「春花、声が大きいっ」
あの後、春花に連れられて、ファミレスに入った。そこで昼休みの事を話した。
ここのファミレスには私の好きなチーズケーキがあるから
きっと春花なりの慰め方なのだろう
「でもっ、罰ゲームって」
唇を噛み、春花はテーブルを叩いた。
「日野くん、本当は怖がりだからねえ」
怒りで腹がひっくり返りそう
そんな春花に比べて、甘いチーズケーキを2つ平らげた私は、少なくとも先ほどよりは穏やかだった。
「日野の野郎、やっていい事と悪い事がわからないの⁈ 」
「やれって言われたんでしょ、一緒に居た男子に」
私はメロンソーダをちびちびと口に運ぶ
しゅわしゅわとしたソーダが口の中で弾け、気持ち良かった。
「怒んなかったの? 」
「日野くんに? 」
「そうだよ」
「怒らなかったよ」
なかなか減らないメロンソーダ
炭酸は苦手だな
改めて実感した。
「あんたはさ、それでいいの? 」