シャイな彼女と月島くん
「イヤだな~、幼なじみを甘くみちゃいけないよ?佑夜の思考なんて昔っから俺にはダ・ダ・モ・レ」
うわキモい。
「あ、今“キモい”とか思ったでしょ」
……もう九条の前では無心でいようか。
九条との会話を断つべく相原に視線を向ける。
すると、いつぞやに見た素晴らしい輝きを放つ相原の瞳に遭遇した。
ん…?このキラキラ感は確か、野々宮に壁ドンした時の…。
もしやさっきのキスで、相原のBL妄想スイッチが入ったか?