シャイな彼女と月島くん

「だって、月島くん……もっと私のこと、知りたいって言ってた、から……隠し続けて見つかって、幻滅される…くらいなら……最初から、言って…ドン引きされた方が……楽だから」

「成る程ね。残念だったな、計画が狂って」

手でカーテンをどかして、隠れていた相原の顔全体を俺の前に出してやる。

すると真っ赤な頬が視界に映った。

本当、シャイだな。

すぐ赤くなるし。


< 40 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop