シャイな彼女と月島くん

なんて物騒なことを考えながら保健室を目指す。

体育館と保健室はわりと近い距離にあるから、すぐに到着した。


「相原!?」


ガラッと勢いよくドアを開けたら、保健の先生とソファーに座ってる相原、それに男子が一人。

「おや、どうしたの?君も体育で怪我かい?」

爽やかな笑顔で保健の先生が俺を見る。

そういえばうちの学校って保健医、男だったな。

「いえ、相原…さんが倒れたって聞いて、心配で様子を見に」


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