天才陰陽師〜始まりの話〜
次の日になっても怒りは収まって無いようで、昌義は学校へ足を踏み鳴らしながら向かう。

彼は中学2年生、ふつうの公立にに通っている。

「昌義、学校って楽しいの?」

太陰がつまらなそうに聞く。

昌義は少し考え、口を開く。

「うーん、楽しいけど修行とかしてるほうがもっと楽しい。」

そう言った。

太陰は相変わらず修行熱心だと感心をする。

しかし、この年頃の子供は学校で勉強することが主。

成績が仕事などで下がっては元も子もない。
< 13 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop