天才陰陽師〜始まりの話〜
そして、ふと何かの気配を感じる。

「おや、太陰様。私に何か御用でもあるのですか?」

部屋には先程までいなかったはずの少女がいた。

彼女が太陰。

彼女は仁王立ちで立っていた。

「私を呼んだ時よりは強くなった。でも、まだ足りないわ!この屋敷に住み着く物怪を倒したら考えなおしてあげると言っておいて!」

そう言うと、飛び去っていってしまった。

「本人に直接言ってあげれば良いものを。」

そう言いながらも、昌義の部屋に嬉しそうに向かう。

息子が認められるチャンス。うれしいに決まっている。
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