俺のモノ
「ほら…言えよ。」
大抵こう言うと
俺の命令口調に弱いのか、顔を赤くして
「キス…して?」
と更に顔を真っ赤にしながらお願いしてくる。
ほんっと、可愛いにも程がある。
「ん、おいで…」
俺はそう言いさっきまで課題をしてたからかけてたメガネを外す。
「奏お兄ちゃんのその仕草好き…」
「ん?萌香メガネフェチ?」
俺は微笑みながら萌香に聞くと。
「違うもんっ。お兄ちゃんだからだよ…」
ドクンッ
目の前で照れながら、でもしっかり俺を見る萌香はすっかり色気も出してて。
そんな萌香に俺の胸は高鳴った。
「あ〜もう。可愛すぎんだよ…」
俺は萌香に深いキスをした。