小さい学園物語
幼馴染み彼氏
学校で、幼馴染の彼氏と登校した所…
「キャァァァァァ‼ 巧様よ❗」
「ちょっ……囲まないでっ動けない……」
「……」
廊下で、女子の大群につかまった…
「カッコいいわぁ……」
悲鳴に、誉め言葉……
よく、その巧様の彼女の前で言えるね……
しかも、地味に巧。
嬉しそうだし……、拒否もしないし……
「最低……」
そう呟いた
一緒にいても、いなくても
意味がないみたいだから
歩を進めて、女子に囲まれた
巧をおいて先に教室に向かう
「凜……?」
涼宮 凛。
名の通り、凛とした姿で教室に向かった。
後ろで巧の声が聞こえる。
でも私は振り返らなかった