白い夢
「え?」
俺はよく分からなかったけど、
何か深いわけがあるんだなと思った
しゅんが話し始めた
「ゆうになら話してもいいかな
実はこの家の子、5年前に事故で植物状態になってるんだ」
「5年前?」
「そう、俺らがまだ中1のときかな
この子は俺らの1つ年下なんだよ」
俺らと歳が近い子がそんなことになっちゃってるのか…
なんだか少し他人事には思えなくなった
「俺が小さいときはよく遊んであげてたんだよな…」
しゅんが悲しそうにポツリとつぶやいた
「お見舞いには行けないの?」
しゅんが少し考えたように、間をあけた
「見るのが怖いんだよ」
「そうか…」
なるほど
そりゃ怖いか
小さいとき遊んでた子が、今は全く動けなくなっちゃってるんだもんな…
俺だったら見れねえな…
俺はよく分からなかったけど、
何か深いわけがあるんだなと思った
しゅんが話し始めた
「ゆうになら話してもいいかな
実はこの家の子、5年前に事故で植物状態になってるんだ」
「5年前?」
「そう、俺らがまだ中1のときかな
この子は俺らの1つ年下なんだよ」
俺らと歳が近い子がそんなことになっちゃってるのか…
なんだか少し他人事には思えなくなった
「俺が小さいときはよく遊んであげてたんだよな…」
しゅんが悲しそうにポツリとつぶやいた
「お見舞いには行けないの?」
しゅんが少し考えたように、間をあけた
「見るのが怖いんだよ」
「そうか…」
なるほど
そりゃ怖いか
小さいとき遊んでた子が、今は全く動けなくなっちゃってるんだもんな…
俺だったら見れねえな…