彼と私の秘密の恋
そして、いよいよライブツアーが始まり明後日は私達の地元でのライブだ。
「琴音ちゃん。最近なんか疲れてる?」
山下さんがメニューを渡しながら聞いてくる。
「そんなことないですよー。」
私は笑ってメニューを受けとる。
今日は、山下さんが食事に誘ってくれた。
「はぁ…嘘ばっかり。琴音ちゃんホント強がりだね。おじさんの前では弱音はいて欲しいんですけどね。」
山下さんは大げさにため息をつく。
「明後日、行くの?」
幸多のことかな?
「はい。いつもは彼がチケット取ってくれるんですけど今回は自分で取ってみたんです。そしたらもう、かなり後ろのほうで。」
なんだか、幸多と私の距離のように感じた。
「ふーん。まぁちょっと琴音ちゃんの心境が変わった感じなんだ。まぁ、俺としてはラッキーなんだけどね。」
「えっ!?」
「いや気づいてるでしょ。俺の気持ち。まぁ、大人だから?あっちが片付くまで待てますけどね。」
思わぬ山下さんの告白に私は動揺する。ひょっとしたら…って思ってたけどまさか本当にそうだったなんて!!
「……顔あか。」
「うるさいです。」
山下さんとの未来はどんなの何だろう。
その日の夜ベッドで考えてしまった。
幸多との未来は?
いろいろ考えているうちに睡魔が襲ってきて私は寝てしまう。
その日の夢は、とても変なものだった。
幸多に追いつこうと一生懸命走るのだけど、なかなか追いつけなくて途中山下さんと休憩している夢だった。
私はあの後、幸多に追いつけたのか、それとも山下さんと走るのを止めてしまったのか。
朝起きたら、夢の続きは覚えていなかった。
「琴音ちゃん。最近なんか疲れてる?」
山下さんがメニューを渡しながら聞いてくる。
「そんなことないですよー。」
私は笑ってメニューを受けとる。
今日は、山下さんが食事に誘ってくれた。
「はぁ…嘘ばっかり。琴音ちゃんホント強がりだね。おじさんの前では弱音はいて欲しいんですけどね。」
山下さんは大げさにため息をつく。
「明後日、行くの?」
幸多のことかな?
「はい。いつもは彼がチケット取ってくれるんですけど今回は自分で取ってみたんです。そしたらもう、かなり後ろのほうで。」
なんだか、幸多と私の距離のように感じた。
「ふーん。まぁちょっと琴音ちゃんの心境が変わった感じなんだ。まぁ、俺としてはラッキーなんだけどね。」
「えっ!?」
「いや気づいてるでしょ。俺の気持ち。まぁ、大人だから?あっちが片付くまで待てますけどね。」
思わぬ山下さんの告白に私は動揺する。ひょっとしたら…って思ってたけどまさか本当にそうだったなんて!!
「……顔あか。」
「うるさいです。」
山下さんとの未来はどんなの何だろう。
その日の夜ベッドで考えてしまった。
幸多との未来は?
いろいろ考えているうちに睡魔が襲ってきて私は寝てしまう。
その日の夢は、とても変なものだった。
幸多に追いつこうと一生懸命走るのだけど、なかなか追いつけなくて途中山下さんと休憩している夢だった。
私はあの後、幸多に追いつけたのか、それとも山下さんと走るのを止めてしまったのか。
朝起きたら、夢の続きは覚えていなかった。