彼と私の秘密の恋
南の島
「あっつーい!!」
飛行機を降りてついた先は南の島。
空港を出て幸多に電話してみる。
普段は私からかけることはないけど…
だって、幸多の携帯、誰が見るかわからないし。
そんな事気にするなって幸多は言うけど、これは私なりの気づかい。
「…もしもし?」
久しぶりに聞く幸多の声。
テレビやラジオとか…みんなが、聞ける幸多の声じゃなくて私だけの幸多の声。
「ついたよ。…これからどうするの?」
電話しながら、にやけてしまう。
これから、幸多に会えるんだ。
「タクシー乗って。運転手さんにコテージ連れてきてもらって。」
「うん。ねぇ幸多。」
「もぅ、そこにいるの?」
「…いるよ。早く来て、琴音。会いたい」
会いたい。
幸多がそう言ってくれて私はとにかく早く幸多のところへ行きたくて。
タクシーでの15分が1時間くらいに思えた。
飛行機を降りてついた先は南の島。
空港を出て幸多に電話してみる。
普段は私からかけることはないけど…
だって、幸多の携帯、誰が見るかわからないし。
そんな事気にするなって幸多は言うけど、これは私なりの気づかい。
「…もしもし?」
久しぶりに聞く幸多の声。
テレビやラジオとか…みんなが、聞ける幸多の声じゃなくて私だけの幸多の声。
「ついたよ。…これからどうするの?」
電話しながら、にやけてしまう。
これから、幸多に会えるんだ。
「タクシー乗って。運転手さんにコテージ連れてきてもらって。」
「うん。ねぇ幸多。」
「もぅ、そこにいるの?」
「…いるよ。早く来て、琴音。会いたい」
会いたい。
幸多がそう言ってくれて私はとにかく早く幸多のところへ行きたくて。
タクシーでの15分が1時間くらいに思えた。