あの森でもう一度
ある日、妹が探検しようといってきた。

「お兄ちゃん、行こうよ」

どうせひまだから。
そんな軽い気持ちで
森に入っていった。

森は明るくて静かで。
鳥の声しか聞こえないほどだった。

「お兄ちゃん、 何か聞こえる!!」
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