CURTAIN
入学式が終わって俺は校長室に呼び出された
『失礼します』
「待っていたぞ、しょうくん」
校長は昔から俺をしょうくんと呼んでいる
『話ってなんすか?』
「君もしってのとおりうちの学校は完全寮制だ
去年から君のために理事長様がVIPルームを造ているのは知ってるよね?」
『あ、はい』
「はいこれ」
校長のてには無数の鍵があった
『これは?』
「VIPルームの鍵だよ
何人かの召し使いと暮らしてもらう」