出会い系で出会った男たち
乗って顔を見た瞬間思いました。


アナタ…ネンレイサショウネ。

ゼッタイサンジュウコエテルネ。


いいんです、乗ったら負けですから。


「お疲れ様。」

と言ってくれたマサオ。

絶対23歳ではないだろうけどもう開き直りました。

わたしは34歳のいとこと乗ってると思い込みました。(失礼)


マサオはいい人で


「キキスタイルいいね。」

って言ってくれました。

そしてわたしの車種確認のバカな行動に一切触れてきませんでした。

気付いてなかったのか、触れちゃいけないと思ったのか。


彼しか知らない。



そしてマサオはどこもよらず、まっすぐわたしの家に送り届けてくれました。

この日、若干疲れてたんで家から歩いて5分程のとこで降りました。


警戒態勢はやはり解除しません。
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