出会い系で出会った男たち
そして到着したのは小さな居酒屋。


え?ここが行き着けの美味しいとこ??

てか営業してるの?って雰囲気。(失礼)


店内に入るけど常連って雰囲気じゃない。

怪しい…コイツ怪しいぜ。


焼酎飲むくせにボトルも入ってない。

怪しい…コイツ怪しいぜ。


そしてユウイチは筋肉自慢を始めました。

最近ジムで鍛えてるがどうのこうの。

怪しんでるわたしにはどうでもいいこと。


そしたらいきなり…上半身着てたシャツを店の中で脱ぎ、(かなりオープンな店でみんなから丸見えだった)タンクトップ姿になって更に自慢するじゃないですか!!!!

恥ずかしくてたまらないわたし。


「ほら、カチカチでしょ??」


「アハハ…細いね。」


腕細かったんだもん。

嫌味言ったわけじゃなくて、腕見て言った素直な一言だったんだもん。


「でも筋肉が…」


「てか寒くない?それ脱いだら。着れば?」


夏だったけどクーラーガンガンだったんです。

というよりこの言葉=服着ろですよね。


KYな彼はわからず筋肉自慢ばかりしてあろうことかめくっておなかの筋肉まで見せてきました。

わたし筋肉フェチでもなんでもないので魅力を感じません。

というよりどうでもいいです。

恥ずかしいからやめろ!というオーラを出しました。


だが気付かず数分間地獄は続きました…。
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