【短】夏色ストロベリー
告白をするまではいいけど、もし振られた場合にこの関係が崩れるのが嫌なの。


「何してんの?」


「ダ、ダイキ!」


ダイキとユウがコーヒー牛乳を片手にあたしとマキの机にやってきた。


そう、今はお昼休み。


「今ね、ミカにも海の話したんだ~。行けるって!」


「よかった。楽しみだな、海!」


そう言ってユウがマキに笑いかけてるのを見ると、正直辛かった。


あたしも、ダイキから笑いかけてもらいたい。


2人を見ると、いっつもそう思えてくる。


「新しい水着買わなきゃね!」


「そうだね!今日買いに行こうよ!」


「俺とダイキも一緒に行く」


「マジで~!?うけるわ~」


こうして、今日の放課後に4人でショッピングセンターに行くことになった。


ダイキは軽く強引につれてきたんだけど。

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