【短】夏色ストロベリー
「セナ、よろしくね~!」



アカリはそう言うとスキップをしながら教室を出ていった。



「はぁ、全く」



あたしはため息をつきながらナオトを廊下に呼び出した。



「何?」


「あのさ、23日あいてる?」


「あいてるけど?」



なんかあたしがナオトと行きたいみたいじゃんか…



「アカリが、一緒に神社行きたいって」


「アカリ?別にいいけど?」



アカリ!よかったじゃん☆


ちゃんとお参りしてこいよ~



「じゃぁ、7時に香鈴神社ね☆」



あたしはそれだけ言うとアカリにメールを送った。


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