【短】夏色ストロベリー
どんどんダイキが近づいてくる。


「ダイキ…?」


「俺らもラブラブする?」


「え…?…んんっ…」


ダイキは自分の唇を強引にあたしの唇のに押し当てた。


「ダっ…んぁ…」


無理矢理あたしの唇を開き、舌を絡めてくる。


「あぁっ…んっ…」


ようやく、ダイキが唇を離した。


…あたしの、ファーストキス。


初めての、キス。


それが…ダイキ。


「ダイキ…?」


あたしは顔を真っ赤にしながらダイキを見た。


「え…」


ダイキの顔は、きっとあたし以上に赤い。


すんごい真っ赤。

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