好きになった相手には大体相手がいるんです
くそ~~~~!!
「だったら・・・・だったらなんで昨日追い掛けてこなかったのよ!」
言葉と一緒に涙が溢れて
子供みたいに泣き出した。鼻水まで出て来ちゃったわよ
「なんれよー・・・うわ~~~」
大人げない泣き方の私を悠木君が抱きしめた。
「仕方ないだろ。詩真が出てった時、俺バスローブ1枚だったんだよ。
それから着替えて追いかけたって捕まる訳なかったし、家に行ったところで
詩真がすんなりドアを開けてくれるなんて思えなかった」
「・・・・・・」
たしかにその通りだと思った。
「詩真」
「はい」
悠木君が泣いてる私の頭をゆっくりと撫でる。
「俺、詩真が思っている以上に詩真の事好きなんだけど」
「へ?」
涙と鼻水のみっともない顔を上げると悠木君は笑いを堪えていた。
「そりゃ~最初は戸惑ったさ。希の親友だしね。でも詩真のいいとこ
たくさん見つけた。昨日は本当に詩真との距離を縮めたかったんだ。
言葉足らずだったし正直がっついてたのは悪かったけど・・・もう誰にも遠慮せず
自分のものにしたかった。特に戸田にはとられたくなかったしね」
何さらっと物凄い事言うの?
涙も凄いけど、心臓が半端なくドキドキしていた。
こんなの体によくない。よくないけど幸せかも・・・
悠木君は私の机の上のティッシュを2枚取ると
顔から溢れる水分を綺麗に拭き取った。
さすがに鼻水は遠慮してもらった。
「だったら・・・・だったらなんで昨日追い掛けてこなかったのよ!」
言葉と一緒に涙が溢れて
子供みたいに泣き出した。鼻水まで出て来ちゃったわよ
「なんれよー・・・うわ~~~」
大人げない泣き方の私を悠木君が抱きしめた。
「仕方ないだろ。詩真が出てった時、俺バスローブ1枚だったんだよ。
それから着替えて追いかけたって捕まる訳なかったし、家に行ったところで
詩真がすんなりドアを開けてくれるなんて思えなかった」
「・・・・・・」
たしかにその通りだと思った。
「詩真」
「はい」
悠木君が泣いてる私の頭をゆっくりと撫でる。
「俺、詩真が思っている以上に詩真の事好きなんだけど」
「へ?」
涙と鼻水のみっともない顔を上げると悠木君は笑いを堪えていた。
「そりゃ~最初は戸惑ったさ。希の親友だしね。でも詩真のいいとこ
たくさん見つけた。昨日は本当に詩真との距離を縮めたかったんだ。
言葉足らずだったし正直がっついてたのは悪かったけど・・・もう誰にも遠慮せず
自分のものにしたかった。特に戸田にはとられたくなかったしね」
何さらっと物凄い事言うの?
涙も凄いけど、心臓が半端なくドキドキしていた。
こんなの体によくない。よくないけど幸せかも・・・
悠木君は私の机の上のティッシュを2枚取ると
顔から溢れる水分を綺麗に拭き取った。
さすがに鼻水は遠慮してもらった。