好きになった相手には大体相手がいるんです
「うわ~~うまそう~。朝に味噌汁とご飯・・・なつかしい~」
「戸田くん朝何食べてんの?」
味噌汁をすすっていた戸田くんが上目遣いで視線だけをむけた。
・・・・可愛い(男の人に可愛いって表現は怒られそうだけど)
朝からドキドキさせないでよ!
味噌汁を置くとご飯茶碗を持ちながら卵焼きに箸をのばした。
「俺・・・一人暮らしであんなり自炊しないんで朝はほとんどパンとコーヒーですよ」
そして卵焼きを食べ「おいしい~」と目を細めた。食べっぷりもいい。
「でもパンとコーヒーでお昼まで持つ?」
「あんまり・・・だからお昼はいつもドカ食いですよ」
話しながらも箸が止まることはなかった。
ドカ食いと言いながらも戸田くんの体は細身でドカ食いのイメージは
はなかった。だけど・・・朝ごはんの食べっぷりで戸田くんのドカ食いするって嘘じゃなかった。
ってそんな何気ない会話をしている場合じゃなかった。
「ねえ・・・戸田くん・・・昨夜―」
「買い物・・・・」
「はい?」
昨夜の事を聞こうと話を切り出したとたん言葉をかぶせられた。
「俺・・・欲しいモノがあるから買い物付き合ってって昨夜言ったの
希さん覚えてますよね?」
忘れたとは言わせないよと言いそうな目で見つめられ
全く覚えてないけど
「あ・・当たり前じゃない。買い物ね・・買い物」
とつい話を合わせてしまった。
一体どういう話の流れで買い物に行くことになったのよ。
「戸田くん朝何食べてんの?」
味噌汁をすすっていた戸田くんが上目遣いで視線だけをむけた。
・・・・可愛い(男の人に可愛いって表現は怒られそうだけど)
朝からドキドキさせないでよ!
味噌汁を置くとご飯茶碗を持ちながら卵焼きに箸をのばした。
「俺・・・一人暮らしであんなり自炊しないんで朝はほとんどパンとコーヒーですよ」
そして卵焼きを食べ「おいしい~」と目を細めた。食べっぷりもいい。
「でもパンとコーヒーでお昼まで持つ?」
「あんまり・・・だからお昼はいつもドカ食いですよ」
話しながらも箸が止まることはなかった。
ドカ食いと言いながらも戸田くんの体は細身でドカ食いのイメージは
はなかった。だけど・・・朝ごはんの食べっぷりで戸田くんのドカ食いするって嘘じゃなかった。
ってそんな何気ない会話をしている場合じゃなかった。
「ねえ・・・戸田くん・・・昨夜―」
「買い物・・・・」
「はい?」
昨夜の事を聞こうと話を切り出したとたん言葉をかぶせられた。
「俺・・・欲しいモノがあるから買い物付き合ってって昨夜言ったの
希さん覚えてますよね?」
忘れたとは言わせないよと言いそうな目で見つめられ
全く覚えてないけど
「あ・・当たり前じゃない。買い物ね・・買い物」
とつい話を合わせてしまった。
一体どういう話の流れで買い物に行くことになったのよ。