好きになった相手には大体相手がいるんです
ん?あれ・・・営業3課よね。
歩きながらあることに気づいた。
営業3課っていったら戸田君の部署じゃない。
あ~~会いたくないな。
もう!今日は誰にも会いたくないよ~~
とにかくこれを天野課長のデスクに置いたらさっさと退散!
私は歩く速度を速めた。
営業3課に入りちらりとあたりを見渡したが戸田くんの姿がなくホッとした。
そして天野課長にファイルを渡した。
だが、その帰りに・・・
「花村さん!」
聞き覚えのある声に呼び止められた。
「こ・・こんにちは、戸田君」
笑顔で返しそのまま戻ろうと思ったのだが、それは甘い考えで・・・
「花村さん、一緒に食事にいきませんか?
花村さんの都合の良い日でかまいません・・・」
食事?・・・・それは非常に困る・・・
私は戸田君からの告白をお断りしたのに
一緒に食事なんて出来る訳ないでしょ!
「ごめんね。私そういうのはちょっと・・・・」
オブラートに包むように言ったつもりだけど・・・
「断られたら食事を誘う事もダメなんですか?」
「・・・えっと・・それは・・・」
確かに交際を断ったからと言って話をしたり食事をしちゃいけない
なんて事はない。
もし自分が戸田君の立場なら・・と思うと
無碍に断るのは失礼だと思う。
思うけど・・・変な期待されるのは困るし・・それに
希の事を考えると2人だけで食事なんてやっぱり出来ない。
歩きながらあることに気づいた。
営業3課っていったら戸田君の部署じゃない。
あ~~会いたくないな。
もう!今日は誰にも会いたくないよ~~
とにかくこれを天野課長のデスクに置いたらさっさと退散!
私は歩く速度を速めた。
営業3課に入りちらりとあたりを見渡したが戸田くんの姿がなくホッとした。
そして天野課長にファイルを渡した。
だが、その帰りに・・・
「花村さん!」
聞き覚えのある声に呼び止められた。
「こ・・こんにちは、戸田君」
笑顔で返しそのまま戻ろうと思ったのだが、それは甘い考えで・・・
「花村さん、一緒に食事にいきませんか?
花村さんの都合の良い日でかまいません・・・」
食事?・・・・それは非常に困る・・・
私は戸田君からの告白をお断りしたのに
一緒に食事なんて出来る訳ないでしょ!
「ごめんね。私そういうのはちょっと・・・・」
オブラートに包むように言ったつもりだけど・・・
「断られたら食事を誘う事もダメなんですか?」
「・・・えっと・・それは・・・」
確かに交際を断ったからと言って話をしたり食事をしちゃいけない
なんて事はない。
もし自分が戸田君の立場なら・・と思うと
無碍に断るのは失礼だと思う。
思うけど・・・変な期待されるのは困るし・・それに
希の事を考えると2人だけで食事なんてやっぱり出来ない。