永遠の恋人
告白
朝からいい目覚めだった。

「よし。今日こそ告白するぞ!」

今まで出会いがなかった僕は
このチャンスを逃したくなかった。

今日は、雲一つない快晴だった。

ワクワクドキドキしながら
松葉杖をコツコツつきながら
楽しく歩いていた。

今日もきっと居るはず。

僕は、屋上に行った。

あれ?居ないなぁ〜。どうしたかな?
彼女は、居なかった。
僕は一気にモチベーションが下がったが
待つのも良いかもしれないと
ベンチに座って鼻歌を歌って待っていた。

上を向いたらそこには青空が広がっていた。

寂しいな。何だか孤独だな。

少し風が吹いていて寒さを覚えた。

どれだけ待ってもやって来なかった。

僕は会いに行こうと思った。
何処に入院してるのか
わからないけれど

いてもたっても居られず
屋上を後にして病棟に急いで
危なっかしく歩き出した。
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