永遠の恋人
僕は、仲のよい看護師のおばさんに
聴いてみた。
「髪の長いキャシャな可愛い女の子知らない??何処かの部屋に入院してない?
屋上に来てたんだけど今日は来なくて
会いたいんだけど」
看護師のおばさんが
ニコッと笑って
「その子の事好きなの?」と聴いてきた。
僕は恥ずかしくなって顔が赤くなった。
「そうだよ。一目惚れしたんだよ。」
僕は正直に話した。会いたくて仕方なかった。
「わかったよ。教えてあげるからついておいで」
僕は看護師と共に病棟を歩いた。
大きな病院なので
迷子になりそうな気がした。
四人部屋に案内された。
ナースステーションの近くだった。
「ここだよ。あそこにいるから
会いに行ってらっしゃい。」
「香奈ちゃん。お客さんだよ」
「篠田さん。有り難う。誰かな?」
右奥のベッドに彼女がいた。
寝ていたようだった。
「あ!屋上の人!」そういって
微笑んでいた。
「入ってもいい?」そう聞くと
「良いよ。」と言った。
彼女の側に行った。
「今日は屋上に来なかったから心配になって来たんだよ。」
「有り難う。ちょっと眠たくて寝てたの」
「そうだったんだね。体調大丈夫?」
「うん。少し良くなったかな」
「香奈っていうんだね。僕は、翔だよ。」
「翔君なんだ。今日は屋上に行けなくて残念だったよ。翔君に会いたかったから」
香奈は、そう言って恥ずかしそうにして下を向いた。
両手が布団をガッチリ握っていた。
「香奈ちゃん、僕と付き合ってくれないかな?」
僕は、そんな彼女の姿を見ながら
思い切って告白した。
「え!本当に!私彼氏今までいなくて
告白された事なかったの。
嬉しいよ。もう、そんな事ないと
思ってたから」
「そんな事ないよ。香奈ちゃん可愛いから幾らでもこれからあるよ。
僕も初めてなんだ。告白するの。
出会いがなかったんだ。」
「そうなの?翔君カッコいいのに」
二人して笑った。
僕は彼女ができた。彼女も彼氏が出来た。
人生初めての事だった。
飛び上がるほど嬉しかった。
春が来た。僕と香奈の幸せの時が
これからもずっと続いていくと
思っていた。
聴いてみた。
「髪の長いキャシャな可愛い女の子知らない??何処かの部屋に入院してない?
屋上に来てたんだけど今日は来なくて
会いたいんだけど」
看護師のおばさんが
ニコッと笑って
「その子の事好きなの?」と聴いてきた。
僕は恥ずかしくなって顔が赤くなった。
「そうだよ。一目惚れしたんだよ。」
僕は正直に話した。会いたくて仕方なかった。
「わかったよ。教えてあげるからついておいで」
僕は看護師と共に病棟を歩いた。
大きな病院なので
迷子になりそうな気がした。
四人部屋に案内された。
ナースステーションの近くだった。
「ここだよ。あそこにいるから
会いに行ってらっしゃい。」
「香奈ちゃん。お客さんだよ」
「篠田さん。有り難う。誰かな?」
右奥のベッドに彼女がいた。
寝ていたようだった。
「あ!屋上の人!」そういって
微笑んでいた。
「入ってもいい?」そう聞くと
「良いよ。」と言った。
彼女の側に行った。
「今日は屋上に来なかったから心配になって来たんだよ。」
「有り難う。ちょっと眠たくて寝てたの」
「そうだったんだね。体調大丈夫?」
「うん。少し良くなったかな」
「香奈っていうんだね。僕は、翔だよ。」
「翔君なんだ。今日は屋上に行けなくて残念だったよ。翔君に会いたかったから」
香奈は、そう言って恥ずかしそうにして下を向いた。
両手が布団をガッチリ握っていた。
「香奈ちゃん、僕と付き合ってくれないかな?」
僕は、そんな彼女の姿を見ながら
思い切って告白した。
「え!本当に!私彼氏今までいなくて
告白された事なかったの。
嬉しいよ。もう、そんな事ないと
思ってたから」
「そんな事ないよ。香奈ちゃん可愛いから幾らでもこれからあるよ。
僕も初めてなんだ。告白するの。
出会いがなかったんだ。」
「そうなの?翔君カッコいいのに」
二人して笑った。
僕は彼女ができた。彼女も彼氏が出来た。
人生初めての事だった。
飛び上がるほど嬉しかった。
春が来た。僕と香奈の幸せの時が
これからもずっと続いていくと
思っていた。