君と過ごした100日間。
近くのベンチに座った。
どうにかこの涙を抑えようとしてね。
でも無理だった。
次から次へと溢れ出る。
もうっ。
お願いだから止まってよっ!
だんだんイライラしてきた。
バカだなぁ……無駄なのに。
「ねぇ……大丈夫?」
今は話しかけないでよ。
誰だか知らないけど同情はごめんだから。
「はい。大丈夫です。」
涙を拭いて声のするほうを向いた。
同じベンチにいた男の子だった。
見た感じ年下だね。
「そうは見えないけど………。」
んもぅ!
放っておいてよ。
同情はごめんだってば。
「ほんとに大丈夫だから!」
公園に声が響き渡った。
あ………怒鳴っちゃった。