君と過ごした100日間。
「じゃあもうこの話は終わりな。麻実ちゃん連れてきてよ。」
「あ……うん。」
部屋を出た。
なんだかニヤニヤしてしまう。
よかった。
ほとんど麻実のお陰だけど。
「そーか。よかったな。」
翼さんもそう言ってくれた。
「よかったね。なかなおりできて。」
「麻実のお陰だよ。ありがとう。」
こうしている間にも私の周りはいろいろ変化している。
もちろん私だって。
ただ私はまだその変化に気づかないでいた。