君と過ごした100日間。
第6章 選択



あの2人の先生として病院に通い始めてもう3週間ほどが経った。


2人とも結構勉強追いついてきていた。



そんなある日、私は朝遅刻しそうになっていた。


あ、学校じゃなくて病院にね。



もちろん今日は平日。

周りは学校に向かってる。



「希ー。学校遅刻するわよー。」

「はーい。」



ま、行かないけどね。



「行ってきまーす!」


ヤバい。

郁哉に絶対怒られる。



そんなこと考えながら家を飛び出した。


「あ……。」


< 81 / 88 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop