君と過ごした100日間。
第6章 選択
あの2人の先生として病院に通い始めてもう3週間ほどが経った。
2人とも結構勉強追いついてきていた。
そんなある日、私は朝遅刻しそうになっていた。
あ、学校じゃなくて病院にね。
もちろん今日は平日。
周りは学校に向かってる。
「希ー。学校遅刻するわよー。」
「はーい。」
ま、行かないけどね。
「行ってきまーす!」
ヤバい。
郁哉に絶対怒られる。
そんなこと考えながら家を飛び出した。
「あ……。」