新世界と言う名の新恋愛
病院に到着すると遺体安置前でおそらく金井さんの母親であろう・・・・・


泣き崩れる母親を父親がそっと抱きしめながら泣いている・・・・・


僕の心臓が一気に高鳴る・・・・・


あやのさんは・・・・・


僕は言葉を聞くのが怖かった・・・・・


誰も口を開かない・・・・・


嘘だ!!!


僕は勢い良く遺体安置所のドアを開けた・・・・・


ついこの前僕があげたネックレスだけが光っていて変わり果てた姿の金井さんがいた・・・・・


全身から焼き尽くされるような怒りと引き裂かれるような強い悲しみが入り混じったような気持ち・・・・・


僕はその場で意識を無くした・・・・・


こんな現実・・・・・


耐えられない・・・・・


またもう一度僕の名前を呼んで・・・・・


もう一度声を聞かせて・・・・・
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