新世界と言う名の新恋愛
あっ、ハルキくん!
あれ??
私寝ちゃったんだね(笑)
お、おはよう・・・


少し照れながらこの状況を把握しきれずにあやちゃんはまだ眠そうな顔をしながら僕に言った・・・


おはようあやちゃん!!
昨日は色々とホントにごめんね・・・
もう体も大丈夫だし今日こそ2人の時間をホントに時が止まって欲しいって思うような時間にしたい・・・


僕は抱きしめていた右腕で軽く引き寄せながら言った・・・


ハルキくん!!
何か特別なことしなくても特別な場所に行かなくても特別な日じゃなくてもハルキくんがこうして側にいてくれるだけで私は時間が止まって欲しいって思っちゃってるんだからね・・・


そっと微笑みながら・・・
小さくつぶやくキミに・・・
言葉も見つからない・・・


ただただ力強く抱きしめることしかあの時の僕は出来なかったんだ・・・
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