Wildcat~この愛をあなたに~
「なんで謝るんだよ」
「謝りたいからです」
ぎゅっと膝の上に手を置いて泣くもんかって思っていた
「泣けよ、泣いて俺にすがって謝ってみな
そしたら優しくしてやるかもな」
「そんなお情けいりません」
「いるだろ素直じゃねぇな」
一希さんは私の肩を抱いて自分の方に引き寄せた
とんと私の頭が一希さんの肩にぶつかる
「···」
「こっちむけよ」
私はどうしていいかわからず困っていると一希さんの細い指が顎にかかり無理やり向かされキスされた
「あっ···」
「こういう時は素直に甘えるもんだぜ子猫ちゃん」
普段なら笑ってしまうようなセリフ
でも一希さんだから似合う
キスから解放され私は惚けながら言う
「一希さんっていくつなんですか?」
「さあな」
「また狡い」
「別にいいだろ
んなことよりどっか寄るのか?帰るのか?」
「一希さんといたいです」
「おまえのほうが狡いだろ」
一希さんは笑いながらレンジローバーをアパートのほうにはしらせていく
アパートにつくなり私はへたり込んでしまった
疲れた···
一希さんは車を置きに行ってるし退屈
時間はまだ16時だった
色々あったのに時間はそうはたってくれない
テーブルに突っ伏して眠っているとドアが開いた
「あっいけない寝てた」
動こうとして玄関からすごい音がして慌ててとび起きた
「っ···」
ガタンと音がしたのは一希さんの背中が壁にあたった音
「一希さん」
「騒ぐな、平気だから」
壁に体を預けながらひきずるように歩きだした
「なにがあったんですか」
「別に」
「ちゃんと話してください」
私は突き放されるのを覚悟で背中に抱きついた
「っ···放せ」
「また喧嘩したんですか
どうしてちゃんと話してくれないんですか」
一希さんは私の方を向く
「なにから話せばいい
苦手なんだそういうの」
いつもより弱々しい一希さん
「ぜんぶうけとめますから」
一希さんは困ったように笑って私を抱きしめたままソファーに倒れた
上下が反転して私は下から一希さんを見る
「一希さん」
「抱いていいよな?」
私は無言で頷いた
脱ぎ捨てた衣服の下には痣だらけの体
怖いとか軽蔑する人もいたんだろうな
一枚ずつ丁寧に脱がされていく私
一希さんの優しいキスで私は溶かされていく
「一希さん」
私は名前を呼びながら顔の痣に触れる
一希さんは苦しそうな顔を浮かべながら答えてくれる
「ん?」
私は一希さんにぎゅっとしがみついた
「謝りたいからです」
ぎゅっと膝の上に手を置いて泣くもんかって思っていた
「泣けよ、泣いて俺にすがって謝ってみな
そしたら優しくしてやるかもな」
「そんなお情けいりません」
「いるだろ素直じゃねぇな」
一希さんは私の肩を抱いて自分の方に引き寄せた
とんと私の頭が一希さんの肩にぶつかる
「···」
「こっちむけよ」
私はどうしていいかわからず困っていると一希さんの細い指が顎にかかり無理やり向かされキスされた
「あっ···」
「こういう時は素直に甘えるもんだぜ子猫ちゃん」
普段なら笑ってしまうようなセリフ
でも一希さんだから似合う
キスから解放され私は惚けながら言う
「一希さんっていくつなんですか?」
「さあな」
「また狡い」
「別にいいだろ
んなことよりどっか寄るのか?帰るのか?」
「一希さんといたいです」
「おまえのほうが狡いだろ」
一希さんは笑いながらレンジローバーをアパートのほうにはしらせていく
アパートにつくなり私はへたり込んでしまった
疲れた···
一希さんは車を置きに行ってるし退屈
時間はまだ16時だった
色々あったのに時間はそうはたってくれない
テーブルに突っ伏して眠っているとドアが開いた
「あっいけない寝てた」
動こうとして玄関からすごい音がして慌ててとび起きた
「っ···」
ガタンと音がしたのは一希さんの背中が壁にあたった音
「一希さん」
「騒ぐな、平気だから」
壁に体を預けながらひきずるように歩きだした
「なにがあったんですか」
「別に」
「ちゃんと話してください」
私は突き放されるのを覚悟で背中に抱きついた
「っ···放せ」
「また喧嘩したんですか
どうしてちゃんと話してくれないんですか」
一希さんは私の方を向く
「なにから話せばいい
苦手なんだそういうの」
いつもより弱々しい一希さん
「ぜんぶうけとめますから」
一希さんは困ったように笑って私を抱きしめたままソファーに倒れた
上下が反転して私は下から一希さんを見る
「一希さん」
「抱いていいよな?」
私は無言で頷いた
脱ぎ捨てた衣服の下には痣だらけの体
怖いとか軽蔑する人もいたんだろうな
一枚ずつ丁寧に脱がされていく私
一希さんの優しいキスで私は溶かされていく
「一希さん」
私は名前を呼びながら顔の痣に触れる
一希さんは苦しそうな顔を浮かべながら答えてくれる
「ん?」
私は一希さんにぎゅっとしがみついた