✝真夜中の甘い蜜【瑠斗編】✝
「んっ、んー。ふぁ」
あれ?ここどこだろう?
確か……。
生徒会長と会って……気絶したのか?
「あっ、起きましたか。大丈夫ですか?」
セ、生徒会長がいる……。
フラッ。
「あっ、大丈夫ですか?」
焦ったように言う生徒会長に私は意識を取り戻した。
「だ、大丈夫です……。ここ、どこですか?」
「保健室です。あなたが倒れたので、ここに運んできたんですよ」
∼///は、恥ずかしい///
まさか男子の前で倒れるなんて。
それも生徒会長の!
「授業が始まっているので、俺はもう行きますね」
沈黙に耐えられなくなったのか、生徒会長は出て行ってしまった。