アイスクリーム男子の作り方【アイスクリームの美味しい食し方番外編】
「腹、減ってるだけだよ。」



その一言のせいで、
今、とんでもない状況に陥っている。


確かに、
腹は減っていたんだが、
まさかこんなことになるとは。


「お兄ちゃん、美味しい?」

やばい。
天使に見える。


ごくん。
俺は、ハンバーグを飲み込んだ。



同い年だと言い出せないまま、
結局彼女のアパートまで来て、
何故か彼女の作ったご飯を食べている。


「う、美味いよ。」

ずっと、コンビニ飯だったからか、
美味くてたまらなくて、
俺は何回もお代わりしてしまった。




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