ドロップは涙味
◇◇◇◇
あれから2週間。
いよいよ体育祭が明日に迫った今日は、仕上げに追われていた。
「うーー、終わるかな」
もう1人の実行委員の男子は、野球クラブチームに所属していて、合宿なんだとか。
じゃあやらないでよ…なんて、心の中で文句を言う。
圭とは、気まずいまま。
お母さんは、私の様子がおかしいと心配している。
「はあ…。」
重いため息を吐く。
レポートを書きながら、最近学校に来ていない夕に会いたいと思った。
先生に事情を聞いても、「体調不良」の一点張り。
「夕…」
夕にメールしようと、スマホを取り出す。
そこには、『にゃにゃ』は付いていなかった…。
あれから2週間。
いよいよ体育祭が明日に迫った今日は、仕上げに追われていた。
「うーー、終わるかな」
もう1人の実行委員の男子は、野球クラブチームに所属していて、合宿なんだとか。
じゃあやらないでよ…なんて、心の中で文句を言う。
圭とは、気まずいまま。
お母さんは、私の様子がおかしいと心配している。
「はあ…。」
重いため息を吐く。
レポートを書きながら、最近学校に来ていない夕に会いたいと思った。
先生に事情を聞いても、「体調不良」の一点張り。
「夕…」
夕にメールしようと、スマホを取り出す。
そこには、『にゃにゃ』は付いていなかった…。