ぼくのまわりにいる悪い人とぼくの中にいる悪い人
『オムライス、弥生は?』

その時携帯がなる。

和人さんだ。

『和人さん、スンマセン…』

和人さんに一応詫びをいれ、預かった30万+20万で今後ネタの件は無理です。とキッパリ断った。

所詮貧乏ヤクザだ、色を付けた分、仕方ねぇーよ!みたいな事を言って笑っている。

しかし、いつゴトの件で突っ込んでくるかは解らない…

親分に直接話し通しておくかな…
和人さんに付きまとわれたり、ここのママ達に知られたりでは不味い。

噂は馬鹿に出来ない。何処から情報が漏れるか心配なのだ。

オムライスを食べながらそんな事を考えていた。

弥生はバナナジュースを飲みながらカウンターでママとオシャベリだ。

パクられている間、結局弥生は面会に来ては泣き『バカ…』

あとは着替えを持って帰るだけだった…


打ち子の連中にもメールを送る。
当分、ベガスには顔を出さない事を送信した。
打ち子の連中と言っても信用できる5人だけだ。
その5人があとは適当に伝える。

ぼくが大将で仕切っている事は末端の打ち子は知らない。

その方が良いのだ。
中には勝手に暴走する奴がいる。
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