200年後も、ずっとキミを。



長い、夢をみた気がした。



白煙のたちこめる中、一人で立っているんだ。



でも、姿は“朝陽”ではなく、真っ黒の長い髪の子で。


魂は朝陽なのに、姿は違うんだ。




「・・な・・に、これ・・・」



だんだんと煙がはれた。


見渡す限りの死体の山。




右も、左も。




ぜんぶ、死体。



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