200年後も、ずっとキミを。


「俺も、だ。海斗。」



ヌッと部屋の壁から顔を出した響。



「な!なんだよイキなり・・人の心読むな!」




「・・・はは、わかるんだよ。おまえのコトは。」




「・・・ふーん。」



「おまえ、さ。過去に戻ってくるな。」



――は?




何、い、って、る、・・・んだ?



「何、言ってるんだよ?」



「あの図書館は、もう。・・・もう、無くなったんだ。」



「・・・・え?」



「政府が、街の外に出したんだ。」



「・・・・まじ・・か・・よ」



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