200年後も、ずっとキミを。


ピピピピ・・・


「あーん、もう・・・なにィ・・うるさい・・・・・」



時計を見ると、7時45分。


「げっ!何?なんで、時間ずれてんの!?」



制服に着替えて、パンを頬張り、歯を磨いて朝の占いチェックをして、外へ飛び出した。


「やばいやばいやばいやばいぃい!遅刻遅刻ゥ!」



自転車を車庫から出して、またいだ。



「・・・・あれ?」



ヘニョッとなる。



恐る恐るタイヤを見た。



最悪の出来事。



「―・・・えぇ・・マジでェ・・?」



パンクしている。


文句は言ってられない。



はしるっきゃない!


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